瓦屋根において棟(むね)とは一番の弱点になると言われています。
甚大な被害を受けた3,11地震以降瓦屋根の施工方法も見直され、近年改修工事では一般化してきている工法となります。
熨斗瓦(のしがわら)を積み上げ、葺き土で接着させる昔ながらの工法とは作りから異なり、屋根下地に金具や垂木などを使用し、直接固定します。これにより大きな地震や風が吹いても崩れることのない棟となります。
7寸(21,2㎝)半丸形状の冠瓦を連結させ、垂木にビスを使用し固定していきますので、スッキリとした印象となります。